DriveFluxについて
DriveFlux(ドライブフラックス)とは、オンスクリーン用(PCやスマートフォンなどの画面表示用)に開発された4つの可変軸をもつ和文書体のバリアブルフォントです。可変機能を活かし、幅広いデザイン表現ができます。
※2025年2月リリース以降も細部を調整し、必要に応じて改訂版をリリース予定です。
バリアブルフォントとは
バリアブルフォントは、可変機能が搭載されたフォントです。1つのフォントファイルに複数の原型デザインを内包し、それらを動的に補間処理することで、多様なデザインを柔軟に生成できます。
バリアブルフォントについて、詳しくは以下のページをご覧ください。
関連ページ:バリアブルフォント(フォント用語集)
可変軸について
それぞれのデザイン軸を横断的かつ無段階に選択できるため、表現したいイメージに調整ができます。
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Weight(ウエイト)軸:太さを100~900の間で調整
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Smoothness(スムースネス)軸:エレメントに流線型のカーブデザインを0~100の間で調整
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Contrast(コントラスト)軸:主に横画の太さを0~100の間で調整
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Italic(イタリック)軸:傾斜角を-36~0の間で調整
左:Weight:900 / Smoothness:0 / Contrast:0 / Italic:0 を基準としています。
右:基準から1軸ごとに最小値/最大値を指定しています。
プリセットスタイルについて
あらかじめ各軸の値が設定された36スタイルの中から選択することもできます。
36スタイルの各軸の値については、以下PDFをご覧ください。
DriveFluxの使い方
2024年11月18日時点では、以下のアプリケーションで動作を確認しております。
Adobe Illustrator / Adobe InDesign
<Illustratorの場合>
【1】[文字]パネルから[A P-OTF DriveFlux Min2 VF]を選択してください。
【2】スタイルを選択するタブの右側のボタンから[バリアブルフォントパネル]を表示してください。
【3】各軸のスライダーを動かす、または数値を入力し調整してください。
Weight軸は[太さ]、Italic軸は[傾斜角]の名称で表示されます。
※[文字]パネルが画面上に表示されていない場合は、[ウィンドウ]メニュー>[書式]>[文字]より表示します。
<InDesignの場合>
【1】[文字]パネルから[A P-OTF DriveFlux Min2 VF]を選択してください。
【2】スタイルを選択するタブの右側のボタンから[バリアブルフォントパネル]を表示してください。
【3】各軸のスライダーを動かす、または数値を入力し調整してください。
※[文字]パネルが画面上に表示されていない場合は、[書式]メニュー>[文字]より表示します。
各システムまたはアプリケーションによってバリアブルフォントの対応状況は異なります。
最新情報についてはアプリケーションの開発元にご確認ください。
<Office製品をご利用される場合の注意事項>
プリセットスタイルが、一部スタイルが表示されない・スタイル自体は表示されるが正しくテキストに反映されないなどの症状が確認されています。
<Webフォントとして利用する場合>
WebフォントとしてDriveFluxを利用する場合は、CSSにて各可変軸の値を設定することでご希望のデザインを反映させることができます。
※Webフォントプランのご契約が必要です。
詳しくは下記FAQをご参照ください。
→DriveFlux(バリアブルフォント)をWebサイト上で使いたい