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全ての漢字に縦組み用詰め情報を搭載している和文書体について

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縦組み用詰め情報と文字送りについて

「ちさき」や「満福丸」、「ニブシブ」は仮想ボディに対して平体の書体で、全ての漢字及び一部の非漢字に縦組み用詰め情報を搭載しています。 デフォルトの縦組みでは全角幅でゆったりと空間をとった文字送り、縦組みプロポーショナルメトリクスを有効にすることでそれぞれの文字の高さに沿った文字送りを行うことができます。

 

該当フォント

  • A P-OTF ちさき Min2 B

  • A P-OTF 満福丸 Min2 U

  • A P-OTF ニブシブ StdN M

 

 

モリサワの一般的な和文書体との違い

モリサワの一般的な和文書体では、縦組みプロポーショナルメトリクスを有効にした場合一部の漢字や非漢字のみ『固有幅』、その他のグリフは『全角』での文字送りとなります。
一方、「ちさき」や「満福丸」、「ニブシブ」で縦組みプロポーショナルメトリクスを有効にした場合は、全ての漢字と一部の非漢字が『一定割合の幅』ないし『固有幅』での文字送り、その他のグリフは『全角』での文字送りとなります。
フォントによって文字送りの幅とグリフの対応は異なります。

漢字縦メトリクス.png

 

なお、横組みでプロポーショナルメトリクスを有効にした場合には、通常の書体同様に一部の漢字や非漢字のみ固有幅、残りのグリフは全角での文字送りとなります。

 

 

該当フォントの使い方

プロポーショナルメトリクスを有効にする方法について、くわしくは以下ページをご覧ください。

関連FAQ：プロポーショナルメトリクス・ペアカーニングを有効にする

 

 

 

縦組みプロポーショナルメトリクス字形一覧

縦組みプロポーショナルメトリクスを有効にした際の文字送りの幅とグリフの対応一覧はそれぞれ以下の通りです。 資料に掲載のないグリフは縦組みプロポーショナルメトリクスを有効にした際も全角での文字送りとなります。

 

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