2025/5/12
Webフォントにおいて円滑なプロジェクト運用をサポートする機能をアップデートするとともに、より手軽にWebフォントを導入できる新プラン「Webフォント Lite」を提供開始しました。
価格や選択可能書体など詳細はプラン紹介ページをご覧ください。
1. 従来のプラン「Webフォント」への機能追加
円滑なプロジェクト運用をサポートする新機能「プロジェクトアクセス制御」を追加したほか、プラン内でのプロジェクト作成数が無制限になり、幅広いWebプロジェクトでご利用可能になりました。
参考FAQ:Webプロジェクト設定のアクセス制限について
参考FAQ:Webフォントプランで、委託先を利用者として招待してもいいですか?
2. 新プラン「Webフォント Lite」の提供
Webサイトに独自性を持たせ新たな表現に挑戦したい方への導入プランです。配信方法、配信スピードは従来のプランと同様ですが、基本PV数やプロジェクト数などを限定することで、より手軽に導入いただける価格設定としています。
参考FAQ:TypeSquareとWebフォントプランとの違いはなんですか?
3. 契約期間に月契約を追加
これまでの年契約だけでなく月契約もお選びいただけるようになりました。
※Webフォント・Webフォント Lite 共通
参考FAQ:TypeSquareとWebフォントプランとの違いはなんですか?
4. 選択可能書体の追加
人気の高いヒラギノフォントや写研フォント、秀英体ファミリーなどが選択可能書体に加わりました。
※Webフォント・Webフォント Lite 共通
※ヒラギノは、株式会社SCREENホールディングスの登録商標です。
→ Webフォントプラン フォント一覧
→ Webフォント Liteプラン フォント一覧
5. 文脈を考慮した連綿体への対応
既存書体「みちくさ」「澄月」において、文脈を考慮した連綿体の設定が有効になります。
※Webフォント・Webフォント Lite 共通
※連綿体の表示については、書体側で設定が有効になっていても、ご利用のブラウザによって表示結果が異なる場合があります。
「みちくさ」で連綿表現をご利用いただくには、「スタイルのセット」を有効に設定してください。
一方、「澄月」では「スタイルのセット」で設定を行わなくても、通常の合字処理により一定の連綿表現が自動的に適用されます。
スタイルのセット指定例: “font-feature-settings: "ss01";”
参考FAQ:みちくさの使い方
6. 日本語組版のカスタマイズ性の向上
日本語組版において、約物のアキ(句読点や記号のスペース)などの細かな表示調整が可能となり、text-spacing-trim プロパティを活用することで、約物のアキを適切に制御できるようになりました。
※Webフォント・Webフォント Lite 共通
文字詰めを有効にするには、プロジェクト設定画面より「フォントを同期する」を再度実行してください。
なお、従来の挙動を維持したい場合は、text-spacing-trim プロパティにて “space-all” を指定してください。